北海道産の赤ビーツを使用し、独自製法で飲みやすく仕上げました。
ビーツ特有の香りを抑え、そのまま飲んでも、
お料理のトッピンングにも最適です。
地中海沿岸地方を原産としたヒユ科の赤ビーツ(テーブルビート)。
ロシアのボルシチに使われる素材として有名ですが、スープ以外にもサラダやピクルス、蒸し料理としてなど、海外では広く親しまれています。
赤ビーツにはカリウム・リン・マグネシウムといったミネラルをはじめ、ベタレイン色素、食物繊維(ビートファイバー)やオリゴ糖(ラフィノース)なども含まれており、近年これらの成分の働きに注目が集まっています。
私たちは赤ビーツの色鮮やかなベタレイン色素(赤色のベタシアニンと橙黄色のベタキサンチン)に着目し、機能性を活かした食品の研究・開発を続けています。
「毎日の調子を整えたい」
「スポーツや運動をしている」
赤い色素といえばベリー類に含まれるアントシアニンが有名ですが、赤ビーツのベタレイン色素はそれとは全く違った色素です。
私たちの研究の結果、このベタレイン色素は非常に抗酸化性が強く、腸管からの吸収性が高く、生体内で安定した形で移動することを確かめました。1)
また、海外の研究では、赤ビーツの摂取により運動パフォーマンスが向上するとの論文2)や最近注目されている抗糖化の効果が赤ビーツ色素のベタニン(ベタシアニンの一種)に認められたという論文3)があります。
1)日本食品科学工学会誌 64(2)51-58(2017)
2)J Acad Nutr Diet 112(4)548-552(2012)
3)Chemico-Biological Interactions 227 37-44(2015)
赤ビーツには、ジオスミンという成分による独特の土臭さがあります。ビーツジュースは薬ではありませんが、健康食品を作る際に「良薬口に苦し」ではいけません。私たちは、土臭さを残さず美味しく仕上げるため、原料を厳選し、試作を重ねました。
また、せっかく抗酸化性の強いベタレイン色素も、熱や酸素、中性~アルカリ性のpHによってすぐに変質してしまうため不安定性な色素であり、これをいかに安定させ、長期の保存を可能にするかということも大きな課題でした。
試行錯誤の末、ついに納得のいく色と味にたどり着きました。
土臭さがほとんどなく、赤ビーツ本来の優しい甘さと鮮やかな色味を残した、北海道生まれの「赤ビーツジュース」が、多くの皆さまにご愛飲いただけることを心より願っています。
赤ビーツに関する情報を、Q&Aにまとめてみました!
Q:赤ビーツは、いつ頃から栽培されていたのか?
A:ローマ人は、Betaと読んでいた。ケルト語のBette(赤い色)に由来する説と肥大した根がギリシャ文字のβに似ていることからBetaになったという説がある。
日本では、1987年農林水産省が、ビーツと統一名を定めた。
Q:日本に入ってきたのいつ頃か?
A:1709年、大和本草に書かれた暹羅(しゃむろ)大根が最初らしい青葉高著「日本の野菜」(1983年)の中で、暹羅大根は、火焔菜と呼ばれるがテーブルビートのことであると述べている。
Q:赤ビーツの赤い色素は何か?
A:中心子目植物(なでしこ目植物)という植物にしか含まれていない
色素で、名前はベタレインという非常に水に溶けやすい色素です。
ベリー類、ブドウ、ナスなどに含まれているアントシアニン色素とは
全く異なった形をしています。
ギリシャ語 antho-花、cyano-青
Q:赤ビーツの栄養成分と非栄養成分の特徴は?
A:栄養成分としては、カリウムがナトリウムの10倍以上含む。
食物繊維も約3%ぐらい含まれている。
Q:赤ビーツの土臭いにおい成分は何か?
A:独特の風味・匂いは土臭さやカビ臭いと思われる人もいる。
原因物質は ゲオスミン(ジオスミン)
ゲオスミンのゲオとは:geo=土地、地球の、という意味と思われる。
Q:赤ビーツ色素のベタレインは消化管のどこから吸収されるのでしょうか?
A : ベタレインは非常に水に溶けやすい色です。
ラットでの実験ですが、胃と小腸からすば やく、吸収され、体の中で機能性を発揮することがわかりました。
余分に摂取しても、ビタミンCと同じようにおしっこに排泄されるので、
心配はありません。
たくさん摂りすぎるとおしっこが赤くなり血尿と間違うので、毎日少しずつ食べてください。日本食品科学工学会誌64 (2) 51-58 (2017)
北海道産赤ビーツで作り、赤ビーツ独特の匂いを独自製法で飲みやすく仕上げました。
赤ビーツきんぴら
赤ビーツかき揚げ
赤ビーツジュース
ヨーグルト
赤ビーツ甘酒
ゴールデンビーツとトマトのサラダ
赤ビーツパン
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